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第24回バイク買取販売雑学講座

皆さんこんにちは!

バイクショップTrace、更新担当の中西です。

 

~ギフト・来年展望~

 

11月は、バイクショップにとって**“販促転換期”**でもあります。走りづらい時期だからこそ、メンテナンス・ギフト・来年への布石という切り口で商機をつくれます。今回は、11月に打つべき販促・ギフト・来季展望について掘り下げます。

1. メンテナンス商材のギフト化

バイクライダーにも「ギフト需要」が存在します。例えば、クリスマスや年末年始を見据えた提案として以下が有効です。

  • 冬用ジャケット・グローブ・インナーの早期予約特典

  • バイク整備ギフト券(オイル交換・タイヤ交換・保管コース)

  • アクセサリーセット(USB電源・スマホホルダー・グリップヒーター)

  • 新モデル発表前の先行予約特典+早期予約価格メリット

ショップブログでは、「バイク乗りのための“冬の贈り物リスト”」という形式で紹介すると読者にも刺さります。

2. 来年モデルの先行予約・展示在庫整理

11月はメーカーが来年モデルを出し始める時期でもあります。ショップとしては以下を意識して動きましょう。

  • 展示在庫車の“現行モデルクリアランス”を明確に打ち出す

  • 来年モデルの情報をブログ・SNSで先行発信し、試乗予約を促す

  • 展示車・在庫車を整理し、ショールームの冬仕様レイアウトに切替え

  • メールマガジンで「新モデル発表カウントダウン」「先着試乗特典」などを展開

こうして “11月=準備と期待” の月として顧客にメッセージを届けることで、来春の購買行動を先取りできます。

3. 冬期商材・保管サービスの提案

冬に走らないからこそ、ショップは 走らない期間を収益源に変える ことが重要です。具体的には:

  • 冬期保管サービス:バイクをショップで預かり、冬期整備/カバー保管/春先チェック付き

  • 冬用アクセサリー・防寒グッズキャンペーン:在庫整理も兼ねて早期割引

  • メンテナンスパッケージ:冬眠前チェック+春先出庫準備をセットにして予約受付

ブログとして「走らない冬だからこそできること」という切り口で紹介すれば、ライダーの“保管不安”を解消できます。

4. データ活用とCRM(顧客関係管理)による春先対策

11月は来期のリピーター獲得・データ準備にも最適な月です。ショップでは以下を実践すると効果的です。

  • 過去1年の整備・購入データを整理・分析(何月に何をしたか)

  • 来春に向けて「この時期何をしたか」メール送信:例「去年11月にバッテリーチェックした方へ、今年も無料診断」

  • SNSで“フォロー&リポストキャンペーン”を開催し、来年モデル告知に繋げる

  • ブログ読者をメンバー化し、「11月限定クーポン付」などで顧客囲い込み

こうしたCRM的な動きを11月から準備しておくことで、春の繁忙期に余裕と成果を生み出せます。 DealerWebs+1

5. まとめ:11月は“走らない月”ではなく“勝負月”

11月はライダーにとっては一息つく時期かもしれませんが、バイクショップにとっては 来期を左右する勝負の月 です。整備・保管・販促・データ準備の4本柱を抑え、ブログ・SNS・店頭を駆使して「冬こそ動く理由」を発信しましょう。
この月の動きをいかに顧客に伝えられるかで、次シーズンの売上・顧客満足・ブランド力が差をつけます。

 


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