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皆さんこんにちは!
バイクショップTrace、更新担当の中西です。
さて今回は
~メンテナンスの鉄則~
ということで、バイクを長く良好な状態で乗り続けるためのメンテナンスの基本と、プロショップとして押さえておきたいポイントを詳しく解説します♪
オートバイは定期的な手入れが命。走行性能や安全性を維持するだけでなく、愛着を深めるためにも欠かせません。しかし「何をいつ」「どうやって」行えばよいか、悩むオーナーさんも多いはず。以下の5つの鉄則をおさえて、トラブル知らずのバイクライフを楽しみましょう!
多くの故障は、走行距離だけでなく「放置期間」に起因します。
月イチチェック:バッテリー液量、冷却水量、オイル漏れの有無を目視点検
半年ごと(または半年/5,000km):エンジンオイル&オイルフィルター交換
年イチ(または1万km):ブレーキフルード交換、ブレーキパッド残量確認、冷却水交換
特にオイルやブレーキフルードは「劣化の見えない消耗品」。定期交換を怠ると、エンジン焼き付きや制動力低下を招きます。
タイヤは唯一地面と接するパーツ。性能維持が第一です。
空気圧チェック:走行前に冷間時の空気圧をメーカー指定値に調整
スリップサイン確認:溝が減っていないか、ひび割れや異物刺さりも併せて点検
バランス&アライメント:年1回のホイールバランス、チェーンライン(リヤホイール)調整
偏摩耗が進むとグリップ力が落ち、旋回性能やブレーキングが不安定になります。必ずプロの手でバランス調整を!
チェーン駆動車は、駆動系の状態が燃費や加速感に直結します。
清掃&給油:500kmごとにチェーンクリーナーで古い油汚れを落とし、チェーンルブをまんべんなく噴霧
張り調整:チェーンのたるみ(遊び)はメーカー指定範囲内に。硬すぎず緩すぎずがコツ
スプロケ摩耗確認:歯先がフック形状に摩耗していないか、チェーンと合わせて交換
チェーン&スプロケはセット交換が鉄則。片方だけ替えると偏磨耗を招き、再度寿命を縮めます。
電装トラブルは突然の始動不能や灯火不良を引き起こします。
バッテリー:冬季は月1回、電圧12.6V以上を確認。低下時は専用充電器でフロート充電
コネクタ点検:キーON時のハーネス発熱や緩みを目視。接点復活剤で腐食防止
灯火類チェック:ヘッドライト・ウインカー・ブレーキランプの全灯を走行前に確認
特に冬場はバッテリーの自然放電が進みやすいので、長期保管前後のメンテを徹底しましょう。
季節の変わり目には、以下のポイントを必ずチェック&調整します。
春(梅雨前):ブレーキパッド残量、クラッチレバーの遊び、サビ対策として可動部にグリスアップ
夏(熱対策):冷却水の点検、ラジエターキャップ交換、エアクリーナーエレメント清掃
秋(ツーリングシーズン前):タイヤ&チェーンの徹底チェック、エンジンオイル銘柄を見直し
冬(冬眠前):バッテリー充電、燃料添加剤でキャブレター/インジェクション系の凍結防止
季節ごとの「やるべきことリスト」を作成し、漏れなく実施することが長持ちの秘訣です。
時間管理:走行距離ではなく「期間」で消耗品交換
タイヤ重視:空気圧&バランス調整で安全確保
駆動系ケア:チェーン清掃・給油・張り調整をセットで
電装点検:バッテリー&灯火を季節ごとにチェック
季節メニュー:春夏秋冬それぞれの必須メンテを習慣化
これらの鉄則を守れば、愛車のコンディションを常にベストに保てます。Traceではプロの視点でメンテナンスプランをご提案。お気軽にご相談ください!