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バイクショップTraceのよもやま話~ “段取り8割”は本当?~

皆さんこんにちは!

バイクショップTraceです。

 

“段取り8割”は本当?

 

「仕事は段取り8割」という言葉があります。

バイクショップの仕事でも、この考え方はとても重要です。

整備や修理では、実際に工具を持って作業している時間だけが仕事ではありません。

車両の状態を確認し、必要な部品を調べ、工具を準備し、作業手順を考える。

こうした事前準備によって、その後の作業の進み方は大きく変わります。✅

販売でも同じです。

お客様が来店してから慌てて車両情報を調べるのではなく、日頃から在庫車について把握しておけば、スムーズな提案ができます。

今回は、バイクショップにおける“段取り”について考えてみます。

★ 整備は作業前の確認から始まる

バイクが入庫したら、いきなり工具を持って作業を始めるわけではありません。

まずは、お客様からどのような症状があるのかを聞きます。

いつから気になるのか。

どんなときに症状が出るのか。

異音や違和感はあるのか。

こうした情報を確認することで、見るべきポイントを絞りやすくなります。✅

お客様との会話も、整備の大切な段取りです。

症状を正確に把握することで、必要な点検につなげることができます。

☆ 車両の状態を全体的に確認する

一つの不具合について入庫した場合でも、その部分だけを見れば良いとは限りません。

バイク全体を見ながら、関連する部分に問題がないか確認することも大切です。

例えば、お客様が「最近少し乗りにくい」と感じていても、原因が一つとは限りません。

だからこそ、車両を見ながら状態を整理していくことが重要です。✅

最初にしっかり確認することで、作業途中に別の問題へ気づき、予定を大きく変更する可能性も減らせます。

★ 必要な部品を先に確認する

作業を始めてから交換部品がないことに気づけば、そこで仕事が止まります。

だからこそ、必要になりそうな部品については事前に確認しておくことが大切です。

在庫があるのか。

取り寄せが必要なのか。

いつ入荷するのか。

こうした情報を把握した上で作業予定を組みます。✅

お客様にも、「部品が届いてから作業します」と事前に説明できれば、予定を理解していただきやすくなります。

☆ 工具を準備してから始める

整備内容が決まったら、必要な工具を準備します。⚒

作業中に何度も工具箱へ戻るより、ある程度必要なものをそろえておく方が効率的です。

特に何度も行っている作業であれば、「この作業にはこの工具が必要」と分かるようになります。

ベテランほど作業が速く見える理由の一つは、工具を扱う技術だけではなく、作業前の準備ができているからです。✅

★ 作業する順番まで考える

複数の整備を行う場合には、どの順番で進めるかも重要です。

何も考えずに目についたところから作業すると、同じ部品を何度も取り外すことになる場合があります。

だからこそ、全体の作業内容を確認し、効率の良い順番を考えることが大切です。➡

先に外しておく部分。

同時に確認できる部分。

最後に調整する部分。

作業の流れを頭の中で組み立ててから始めることで、無駄な動きを減らせます。

☆ 納車予定から逆算する

修理や整備には、お客様との納車予定があります。

だからこそ、いつまでに作業を終える必要があるのかを考えながら予定を組むことが重要です。

部品の入荷日。

作業に必要な時間。

最終確認の時間。

こうした内容を逆算しておけば、納車直前になって慌てにくくなります。✅

時間に追われながら作業すると、確認不足につながる可能性があります。

余裕を持った段取りが、丁寧な仕事につながります。

★ 販売も“来店前”が大切

バイク販売においても、段取りは重要です。

展示している車両の特徴や状態、価格などをスタッフが把握しておけば、お客様から質問を受けたときにもスムーズに対応できます。☺

「どんな用途で乗りたいですか?」

「普段はどのくらい乗りますか?」

こうした質問をしながら、お客様に合う一台を考えます。

販売では、何でも勧めれば良いわけではありません。

事前に車両について理解しているからこそ、お客様に合わせた提案ができます。✅

☆ 来店予約も確認しておく

商談や整備の予約が入っている場合には、その日の予定を朝に確認しておくことが大切です。

何時に誰が来店するのか。

どのような相談なのか。

車両を見たいのか。

整備相談なのか。☎

内容をある程度把握しておけば、必要な準備ができます。

忙しい時間帯に予定が集中している場合には、スタッフ同士で役割を分担することもできます。✅

★ “もしも”を考えることも段取り

バイクショップでは、予定通りに進まないこともあります。

分解してみると別の部品にも問題が見つかる。

部品の入荷が予定より遅れる。

急な修理相談が入る。

こうしたことも珍しくありません。⚠

だからこそ、予定を詰め込みすぎず、少し余裕を持っておくことが大切です。

状況が変わった場合には、どの作業を先に進めるか考える。

必要ならお客様へ早めに連絡する。

こうした柔軟な対応も段取り力の一つです。✅

☆ 最終確認まで段取りに入れる

整備が終わった瞬間が作業終了ではありません。

作業した部分に問題がないか。

工具の置き忘れはないか。

車両の状態に違和感はないか。

必要な最終確認を行います。✅

納車時間ぎりぎりまで作業を詰めてしまうと、この確認に十分な時間を取れなくなることがあります。

だからこそ、最終確認の時間まで含めて作業予定を組むことが大切です。

★ 段取りが良いと接客にも余裕が生まれる

作業予定や部品、工具が整理されていれば、スタッフ自身にも余裕が生まれます。

その余裕は、お客様への対応にも表れます。

質問に落ち着いて答える。

修理内容を丁寧に説明する。

気になることをしっかり聞く。☺

仕事に追われている状態よりも、お客様と丁寧に向き合いやすくなります。

段取りは、整備効率だけでなく接客品質にもつながります。

⭐ “段取り8割”は安心できるバイクショップをつくる

バイクショップでは、実際に整備している時間や商談している時間だけが仕事ではありません。

車両の状態を確認する。

必要な部品を準備する。

工具をそろえる。

作業順を考える。

納車予定を確認する。✅

こうした準備があるからこそ、仕事をスムーズに進められます。

良い整備は、工具を持った瞬間から始まるのではありません。

良い販売も、お客様が来店した瞬間から始まるわけではありません。

その前の準備から、すでに差は生まれています。

私たちも一つひとつの段取りを大切にしながら、安心してバイクを任せていただけるショップづくりを続けていきます。✨